終わらない月曜日を。

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やっぱり、今日も言えなかった。 私には、勇気がない。 失う勇気も、終わらせる勇気も。 「別れてください」 そのひとことを言う勇気さえも。 付き合っていても淋しいなら別れた方がまし。そう思っていた。この月曜日までは。 でも、彼の声を聞くと、途端に私は弱くなる。不安になる。先を考えるのが怖くなる。 私は、彼のいない世界に耐えられないだろう。 彼の心が少しでもこっちにあるうちは、このままの関係を続けたい。たとえ苦しくても。今の私にはそれしかできない。 もう一度、空を見上げると、まだそこにはお月さまがいた。 来週も、再来週も……私は、一体いつまで終わらない月曜日を過ごすんだろう……?
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