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「捺はどうする?外食それとも家で食べる?」
「そうだな・・・」
捺が考え込んだ。
「留奈を食べる」
「えっ!?」
学校の校門前でそんなコト言われても、困る。
私は頬を染めて俯いた。
「何赤くなってんだ?」
「だっていきなり・・・」
「変な想像するなよ。俺は留奈の手料理を食べる。そう言ったんだ」
「そんな風には聞えなかった。ワザとでしょ?捺の意地悪っ!」
「最初から分かっていただろ?惚れた自分に後悔しろ」
「そりゃわかっていましたけど・・・」
結婚も強引だったし。
こんな男、絶対にスキにならないと思ってました。
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