第2章 南の島へ

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翌日の昼に、私達はテニアン島を発った。 サイパンへ戻る小さなチェロキー機の窓から見た 美しいテニアンブルーの海と、 ここで起きた奇跡のような出会いを 私は一生忘れない。 新しい年をサイパンで迎え、 新年を祝う様々なイベントや島内の観光、 初挑戦のスキューバダイビングなどで 思い切り楽しく過ごした。 テニアン島と同じく、 サイパンにも戦争の遺跡が数多くあり、 それを見るとやはり悲しい気持ちになる。 しかし目を逸らすことなく、 私達はそれを知らなければならない。 同じ過ちを繰り返さない為に。
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