筒井航(20)

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筒井航(20)

コンビニに通っていて良かった。 彼女に出会えて良かった。 純子は航の気持ちに応えた。 やっと両思いになれたんだ! 航は嬉しくして仕方なかった。 今日は大学の講義が休みだ。 純子は仕事中だろうし、 やる事があるので家に帰る事にした。 珍しい。 こんな昼間に客がきているなんて。 玄関の靴を見て、航は思った。 父親の声と誰かの声が聞こえた。 リビングのドアノブに手をかけた。 聞き覚えのある声に戦慄を覚える。 そっとドアを開くとーーー
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