60人が本棚に入れています
本棚に追加
ゆっくりと自身を抜くと、
追いかけるように中のものが溢れ出てきた。
だから、瀬戸の身体を自分の方に向かせ、
もう一度・・・中に入っていった。
「う、・・・・っく」
「あ、ああ・・・っ、橘・・・」
「っ、ふ、瀬戸、しっかり・・・しがみつけ」
「え・・・?」
繋がったまま、俺は上体を起こす。
「なに、だ、だめ!」
「落ち着け。ただこのまま・・・移動するだけだ」
「で、でも・・・んあ、お、奥に・・・」
「・・・そうだな。奥まで俺の・・・飲み込んでるな」
「う、はあ・・・っ」
宙に浮いた状態になっている瀬戸は、必死に俺にしがみついてくる。
首に腕を回し、腰に足を絡めてくる。
「なあ、瀬戸・・・風呂、こっち?」
腰と尻を抱えた手に力を入れ、一歩踏み出す。
「は、やあ・・・っ」
「瀬戸、聞いてるのか?」
「ご、ごめ・・・、だって、橘が歩くと・・・」
「だから・・・こっち?」
「うあ・・・っ」
一歩、さらに一歩。
そのたびに奥まで届いているものが、さらに奥に刺さる。
歩くたびに、きつく締め付けられる。
たまらない。
「や、あ、あ、あ・・・っ、あ」
腹筋に当たるものが、大分硬度を増してきた。
嫌だのなんだの言ってるけど、瀬戸も十分に感じてる。
その証拠に、
最初のコメントを投稿しよう!