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「キェェェェェ、喝!!」
御仏のコンピュータウィルスは僕の三つの脳みそ、頭、脊髄、タマタマに同時に感染しハッキングを開始した。
しかもBGM付で、
?デン、デン、デンデデンデン?
ベースラインのようなティンパニー、ドライブ感あるホーンセクション、所々の不協和音が緊張感を高める。
これって、20年前のロボットアニメのあの曲じゃん。
そんでもって、御仏のコンピューターウイルスは勝手に要らん解説までつけはじめた。
「陰嚢部分の防壁突破」
「白血球や抗体投入っっ、汚染の拡大を阻止できません。」
「脳、脊髄、タマタマとも手動停止不能」
「全体の70%が汚染されました」
「制御系統を乗っ取られました」
御仏のコンピュータウィルスはクラシックアニメおたくだと思った。
頭、脊髄、タマタマ、三つの脳の解答分析結果が一致しました。
「モウ、アカン、アキラメ~ヤ」
こんなとこでなんで関西弁が出てくるねん?
とにかく、ウィルスのハッキングを阻止せねば
と、その時、
白衣を着た、スカートの短い、頭を金髪に染めたお姉さんがさっそうと店内に入ってきた。
小脇にノートブックパソコンを抱えてる。
看護婦さんじゃない、とすれば科学者、メガネが光る、
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