愛しています

7/15
前へ
/50ページ
次へ
仕事が忙しくなるにつれて、帰りが遅くなり会話も少しずつ減っていった。 愛する妻の笑顔はいつも子ども達にばかり向けられていて、いつしか疎外感を感じ始めていた。 そんな時に、付き合いで行った店。 偶然会った大学の後輩との一夜の過ち。 最初は、それを責めるでもなく黙って受け入れる彼女に対する嫌がらせみたいなものだった。 繰り返される情事。
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

82人が本棚に入れています
本棚に追加