0人が本棚に入れています
本棚に追加
「約束しよう。今宵、俺の作る料理が貴様にとって忘れられない味となることを」
そう言いつつ、高橋は冷蔵庫を開け、コンビニで買いこんだ食材を取り出す。
牛乳、シーザーサラダ、ウスターソース。
なんだ……、ちゃんとした食材やサイドメニューも用意してあるじゃないか。
俺のホッとした表情を見るなり、高橋は不敵な笑みを浮かべた。
「こいつらは脇役だ。主役はあくまでうみゃー棒。うみゃー棒こそコンビニで買える中で最強ーー、いや究極の食材なんだよ」
なんだと……! やまおーー、じゃなかった……、高橋!
その自信は一体どこから来るのだ。俺もさすがに気になってきたぞ。
最初のコメントを投稿しよう!