妄想痴漢列車2―変態な俺の初めての夏休み―

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 俺ってば掃除とかもしてたから汗かいてる。多分今、汗臭い。  でも、和樹は離してくれない。それどころか俺の首筋に鼻を押し当てている。 「いやいや、汗臭いって!」 「どうして? 俺、亮二の匂い好きだけど」 「好きって……」  え、いやだお兄さんそういう趣味? 君の匂いに欲情するよ的な感じ? 「あの、でもお風呂…」 「…じゃあ、一緒に入ろうか」 「はいぃ!?」  一緒ときた! 一緒! お風呂一緒でこの状況って、間違いなくじゃないのぉ。  でも、ド変態な俺はそれに反応した。普段家族も使ってる風呂場で、俺は和樹に…。  あぁ、今度から風呂場まで俺のオナスポットになるのか……望むところです。  恐る恐る頷いたら、和樹はすっごくいい笑顔で笑った。
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