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俺ってば掃除とかもしてたから汗かいてる。多分今、汗臭い。
でも、和樹は離してくれない。それどころか俺の首筋に鼻を押し当てている。
「いやいや、汗臭いって!」
「どうして? 俺、亮二の匂い好きだけど」
「好きって……」
え、いやだお兄さんそういう趣味? 君の匂いに欲情するよ的な感じ?
「あの、でもお風呂…」
「…じゃあ、一緒に入ろうか」
「はいぃ!?」
一緒ときた! 一緒! お風呂一緒でこの状況って、間違いなくじゃないのぉ。
でも、ド変態な俺はそれに反応した。普段家族も使ってる風呂場で、俺は和樹に…。
あぁ、今度から風呂場まで俺のオナスポットになるのか……望むところです。
恐る恐る頷いたら、和樹はすっごくいい笑顔で笑った。
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