妄想痴漢列車2―変態な俺の初めての夏休み―

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 でも、和樹だって俺の中に全部注いだ。まだ、俺の中でビクビク動いてる。その動きに合わせて、俺の中は刺激されて余計に絞ってるかも。  腰を撫でられて、背中を撫でられて、ちょっとずつ弛緩して抜けていく。この瞬間、すんごい艶めかしい。ずるっと抜けて、ちょっとスースーして、次には中に出されたものがボタボタ垂れてくる。  和樹は俺の腰を捕まえたまま、落ちてきたものを指で掻き出している。そこにシャワーが当てられて、あっという間にスッキリだ。  案外効率いいぞ、風呂セックス。 「大丈夫?」 「腰立たない」  ブーブー言ったら優しい和樹は俺の腰を持ち上げて、綺麗に洗って風呂に入れてくれた。湯船の中に、和樹に後ろから抱えられるようにして浸かっている。  っていうか、これさ、なんか……また反応しそう! 「もしかして、もう一度したいの?」 「ちが!」 「でもさ…」  俺の性欲いい加減にしてくれ! 俺の息子なに反応してるの! そして和樹の息子も性欲持て余してるよぉ。 「今日はもう…」 「そうだね」 「あの、さぁ。残りの夏休み…」  一緒にいられるかな?  和樹は笑って頷いた。そして、甘やかすみたいにキスをした。 「勿論、亮二と一緒にいるよ」  ようやく俺の夏休みはスタートするみたいです。
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