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店内には、数人の客がおり、レジには声優専門学校に通う、黒髪で地味目の顔立ちの、早瀬鈴が感情が無表情でバーコードリーダーを持ちながら立っていた。
「早瀬さん・・・・今日の深夜シフトの時間帯の話・・・聞いてる?」
高梨は早瀬に聞いてみたが、知らないの一言が返って来ただけで、その後は終始無言の状態が
続いた。
ただ、深夜シフトに入る時に、一言、不思議な事を言って帰って行った。
「先程、三杉さんの愛用のペン、使ってインクが切れてしまったので、このペンを
使ってください、本日は、宅急便利用が多そうなので、ペンは忘れずに、お気をつけて・・・」
インクの出は良かったと思っていたので変だと思いながらも、行為をありがたく受け取った。
とうとう深夜シフトの時間帯に入り、店員は高梨一人になった。
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