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「わぁ~!!!」
コビーニちゃんは目をキラキラと輝かせて、満面の笑みを浮かべた。
「はい!出来上がり!冷めないうちにどうぞ!」
僕は、マグカップをテーブルまで運び、コビーニちゃんの前に置いた。
「わ~ぁ!!!美味しそう~!いただきます!!!」
コビーニちゃんは手を合わせて、両手でマグカップを持ち、フーフーして飲んだ。
「ん~~!!!お~いしぃ~!!!」
コビーニちゃんは嬉しそうにココアを飲んだ。
「よかった。」
僕はニッコリした。
「あなたって、ココア作るの上手ねぇ!」
コビーニちゃんは僕を見つめた。
「そうかな?こんなの誰でもできるよ。君は作ったことないの?」
「ないよぉ。作れたとしても、こんなに美味しく作れないよぉ」
コビーニちゃんはマグカップを見つめた。
「あたしはお菓子専門だから、飲み物は作れないの。」
コビーニちゃんは、しょんぼりした。
「そっか」
僕はため息をついた。
「どうしたら作れるのぉ?」
「簡単さ!粉を入れて、お湯を注いで混ぜるだけだよ。あとは、お好みでミルクを注ぐだけ!」
僕は、丁寧に教えた。
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