1 コビーニちゃん

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「わぁ~!!!」 コビーニちゃんは目をキラキラと輝かせて、満面の笑みを浮かべた。 「はい!出来上がり!冷めないうちにどうぞ!」 僕は、マグカップをテーブルまで運び、コビーニちゃんの前に置いた。 「わ~ぁ!!!美味しそう~!いただきます!!!」 コビーニちゃんは手を合わせて、両手でマグカップを持ち、フーフーして飲んだ。 「ん~~!!!お~いしぃ~!!!」 コビーニちゃんは嬉しそうにココアを飲んだ。 「よかった。」 僕はニッコリした。 「あなたって、ココア作るの上手ねぇ!」 コビーニちゃんは僕を見つめた。 「そうかな?こんなの誰でもできるよ。君は作ったことないの?」 「ないよぉ。作れたとしても、こんなに美味しく作れないよぉ」 コビーニちゃんはマグカップを見つめた。 「あたしはお菓子専門だから、飲み物は作れないの。」 コビーニちゃんは、しょんぼりした。 「そっか」 僕はため息をついた。 「どうしたら作れるのぉ?」 「簡単さ!粉を入れて、お湯を注いで混ぜるだけだよ。あとは、お好みでミルクを注ぐだけ!」 僕は、丁寧に教えた。
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