1 コビーニちゃん

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コビーニちゃんは興味津々だ。 「あたしもここあ作れるようになりたぁい!教えて!教えて!」 コビーニちゃんは、僕に詰め寄った。 「いいよ。じゃ、作ってみる?」 「うん!!」 コビーニちゃんは興奮していた。 「じゃ、まずはお湯を沸かす所から始めようか!」 僕は、やかんを持って水道の蛇口をひねった。 「水道の使い方はわかるよね?」 僕は、念のため確認した。 「う~ん…わかんない…!だって、水道なんて使ったことないんだも~ん!」 コビーニちゃんは、しょぼ~んとした。 「え?!水道使ったことないの?!お菓子作り専門なのに?!」 僕は、凄く驚いた。 コビーニちゃんは、コクリと頷いた。 「だって…全部魔法でやってるからぁ…」 「…なるほど。」 僕は、苦笑いをしてため息をついた。
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