6人が本棚に入れています
本棚に追加
01-天才イズムちゃん
「く!この程度の小娘にワシが負ける訳が、」
「らしゅとふゃいにゃる」
幼女の口の動きと共に、四方八方に魔方陣が展開される。瞬時に七色に発光したそれは老人の全身に向かって放たれていき___…
「えい」
猛獣の咆哮のような地響きが老人から野次馬までを巻き込み轟いた。
高低大小様々な悲鳴が上がる。
「あああああああーーー!!」
「いぃやあアアあアアアアアッ!!!」
凄まじい土煙は、空まで届いた。
最初のコメントを投稿しよう!