第1章

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田上悠斗、24歳。 この度、6歳下の可愛い妻(言ってて恥ずかしい) 幼馴染だった理子と幸せな結婚式をあげました。 理子ちゃん、ただいま18歳。 めでたく相模理子から田上理子になり、この春から大学生。 「私、今、とても幸せ~」と隣で微笑む理子を見て、俺も幸せを感じている。俺は理子が可愛くて可愛くて仕方ない――、これはもう一種の病気だ。 俺は病気。 でもこんな病気なら大歓迎。 俺は可愛い新妻の理子を空港に置いて、泣く泣くアメリカ行きの飛行機に乗り込んだ。 あぁ、許されるなら行きたくねぇ~、 これが俺の心からの本音です。
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