第1章

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翌日、 私と悠ちゃんは部屋から1歩も出ずに過ごした。 正確には、ほぼベッドから出ずに、が正しい。 抱きしめあって、キスをして、笑って、おしゃべりして、腕の中で微睡む。 幸せな時間。 このままずっと続けばいいのにーー。 そう願いながら、最後の夜を迎えた。
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