第1章ゆりとハル

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小学生四年 夏 百合の誕生日 6月20日 丁度この日は、日曜日 下校時 いつもの様にハルと百合は一緒だった ハル もう直ぐ誕生日だね 百合 ヘェ~覚えていてくれてたんだぁ~ ハル 当たり前ですよ~ 今度はどうする? 去年なんか女子ばかりで、ちょっと嫌だなぁ~て て思っていたんだ~ 百合 ヘェ~そんな風には見えなかったけどなぁ~ 普通に私の友達とも喋っていたようなぁ~ 覚えあるんだけどなぁ~ ハル あ、あのね~ ハルは少しばかり焦っていた 百合 今度も私のの家でパーティー開くつもりだよ ハルも、勿論来てね たぁ~くさん女子誘うから ニヤニヤしながらハルに目を合わせた ハル だからその話しは……… まっ 毎年の事だから、慣れましたけど~ 百合 プレゼントも忘れない様にね~ 期待してるんだから~ ハル 大丈夫だって と言ったものの、小学生の小遣いでは限度がある 家の近くになったから、二人はそれぞれ別れた ハル んじゃ~また明日ね 百合 バイバーイ 百合とハルは手を振って解散した
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