第1章ゆりとハル

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ハルは家に帰って 宿題を始め、やがて晩御飯になる ハル 母さん 家庭の事情を知っているハルは お金の事になると、言いにくい中母親に頼んだ 雪 どうしたの? ハル 今週の日曜日、百合の誕生日なんだ プレゼント渡したいからちょっとだけ お小遣い借りていい? 母親 どお~しよ~かな~ ニヤニヤしながらハルをからかった ハル お願いしまーーす ハルは手を合わせてお願いした だんだん口が達者になってきている中 こうゆう時は、まだまだ子供だと雪は思った 雪 じゃ~明日のテストの点数が80点以上取れたら 考えでもいいかな~ ハルはやっぱりと思った もう少しタイミングが遅ければこんな約束すら なかったのに と、不安の中、母親と約束した 夕食を済ませた後ハルは、そとくさと部屋に戻った ハル 夕方から勉強しておいて良かったー 忘れないように復習でもしよ ハルはクラスでは普通で、良くも悪くもない 成績だった。後は真剣に勉強を取り込む事さえ 出来れば、80点は大丈夫だろ ハルは遅くまで勉強に励んだ 雪 おはよう~勉強はかどったかな? ハル、意地が悪い近所のおばさん のイメージしか浮かんでこなかった ハル 多分大丈夫。でも約束だよ 雪 はいはい こうして、テストの時間がきた
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