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ハルは家に帰って
宿題を始め、やがて晩御飯になる
ハル
母さん
家庭の事情を知っているハルは
お金の事になると、言いにくい中母親に頼んだ
雪
どうしたの?
ハル
今週の日曜日、百合の誕生日なんだ
プレゼント渡したいからちょっとだけ
お小遣い借りていい?
母親
どお~しよ~かな~
ニヤニヤしながらハルをからかった
ハル
お願いしまーーす
ハルは手を合わせてお願いした
だんだん口が達者になってきている中
こうゆう時は、まだまだ子供だと雪は思った
雪
じゃ~明日のテストの点数が80点以上取れたら
考えでもいいかな~
ハルはやっぱりと思った
もう少しタイミングが遅ければこんな約束すら
なかったのに
と、不安の中、母親と約束した
夕食を済ませた後ハルは、そとくさと部屋に戻った
ハル
夕方から勉強しておいて良かったー
忘れないように復習でもしよ
ハルはクラスでは普通で、良くも悪くもない
成績だった。後は真剣に勉強を取り込む事さえ
出来れば、80点は大丈夫だろ
ハルは遅くまで勉強に励んだ
雪
おはよう~勉強はかどったかな?
ハル、意地が悪い近所のおばさん
のイメージしか浮かんでこなかった
ハル
多分大丈夫。でも約束だよ
雪
はいはい
こうして、テストの時間がきた
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