第1章ゆりとハル

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ハルの家庭は、母親だけだった 父親は達也が、保育園の時に事故で亡くなった 当初はよく分からなかったらしく 成長するにつれて、理解してきた感じだ 今年で、小学4年になる ハルは、父親がいない事を受け入れていたのだ 性格は活発でもなく、おとなしくわけでもない 勉強、運動も、そこそこでいたって普通だ 普通と言う言葉にぴったりな少年だ
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