第1章ゆりとハル

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主人は玄関あった息子のバットを手にとり お寺に向かった その頃主人の妻が帰宅 玄関は開けっ放し その先には、面識のある、百合の姿を見て驚いた 妻 な、、な、なんて事なのどうしたの 百合ちゃん 大丈夫? 怪我ない? 大丈夫? 何度も百合に声をかけ 妻は、百合の身体に触り確認する? 百合は泣きながら事情を話す 百合 おじさんが おじさんが 一人でハルの所に 妻は一瞬焦り、不安になってきた しかし目の前の百合から、離れる事はなく 夫なら大丈夫大丈夫 そう信じ心に言い聞かせ 妻は、服に血が付いた百合を抱きしめる 妻 大丈夫だからね 心配ないからね 百合の耳元でささやきかける 百合の身体は震えが止まらなかった
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