第1章ゆりとハル

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保育園卒業 卒業式にはハルと母親。百合と召使いがいた ハルの母親の名前は雪 雪 ハル。一緒にいた上げなさいね 雪は百合の事を思いハルに告げた ハル うん。大事だよ 雪は召使いの所に向かった 雪 失礼と思いますが、百合ちゃんの両親はどうされました? 召使い はい…… お仕事でごさいます 私めが代わりに同行させて頂いております 雪 そうですか。それと良くハルから、秘書さん? の話しをお伺いしています。 お世話になってしまったすいません 雪は申し訳なさそうに頭を下げる 召使い はっはっはっ とんでもごさいません 毎日が楽しくて、私めに勿体無いお言葉 これでも、わたくし自身楽しんでおります上 お気にさられずに ニコニコしながら雪に言う 雪も思わず微笑んだ ハル 百合~休み一緒に遊ぼう~ 百合~小学生になったら絶対同じクラスね~ 百合~今日帰ったら遊びに行っていい? 百合 も~沢山いわな~い ハルは一緒懸命だった 百合の心に、少しでも空白があると 両親の事を考えしまうじゃないかと 帰るまで、ずっと百合のそばから離れる事なく 百合のそばでずっと、問いかけていた 百合は、ハルがうるさい事で頭がいっぱいになっていた 家が近くになる頃 ハル 召使いさん、あのね もぞもぞしながら何かを伝えたようとしていた 召使い 大丈夫だよハル君 お任せあれ ハルの役目は帰るまで、そこから先は 百合は家で一人ぼっちになる だからハルは、召使いに頼んだのである
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