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保育園卒業
卒業式にはハルと母親。百合と召使いがいた
ハルの母親の名前は雪
雪
ハル。一緒にいた上げなさいね
雪は百合の事を思いハルに告げた
ハル
うん。大事だよ
雪は召使いの所に向かった
雪
失礼と思いますが、百合ちゃんの両親はどうされました?
召使い
はい……
お仕事でごさいます
私めが代わりに同行させて頂いております
雪
そうですか。それと良くハルから、秘書さん?
の話しをお伺いしています。
お世話になってしまったすいません
雪は申し訳なさそうに頭を下げる
召使い
はっはっはっ
とんでもごさいません
毎日が楽しくて、私めに勿体無いお言葉
これでも、わたくし自身楽しんでおります上
お気にさられずに
ニコニコしながら雪に言う
雪も思わず微笑んだ
ハル
百合~休み一緒に遊ぼう~
百合~小学生になったら絶対同じクラスね~
百合~今日帰ったら遊びに行っていい?
百合
も~沢山いわな~い
ハルは一緒懸命だった
百合の心に、少しでも空白があると
両親の事を考えしまうじゃないかと
帰るまで、ずっと百合のそばから離れる事なく
百合のそばでずっと、問いかけていた
百合は、ハルがうるさい事で頭がいっぱいになっていた
家が近くになる頃
ハル
召使いさん、あのね
もぞもぞしながら何かを伝えたようとしていた
召使い
大丈夫だよハル君
お任せあれ
ハルの役目は帰るまで、そこから先は
百合は家で一人ぼっちになる
だからハルは、召使いに頼んだのである
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