第1章ゆりとハル

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小学生3年 春休みに入る 時が過ぎ去るのも早いものだ 二人は三年の終わりになっていた とある日 ハル 二人だけの秘密基地作ろうよ 百合 え~汚れるからイャ~ それしお医者さんごっこやりたい ハル え~ それなら、秘密基地作ったらそこで お医者さんごっこやろ~よ~ 百合 え~どうしよかな~ ハル でも二人だけの秘密ってワクワクしない? 百合 う~ん 分かった~ でも私人が来るか見張り役~ ハル え~~ と仕方なく達也は、場所を探した 二人の家から 子供の徒歩で10分程の所に、雑草に覆われた 平地がある ハル ここの奥に作ろう~ 雑草を素手で取り 地面には、百合の家から持って来た 小さくハサミで切り、下に、ブルーシート をひいた 壁も作りたかったのか ハルはダンボールがあるか百合に聞いて見た 百合 え~ そんなのないよ~ どうする~? ハル う~ん しばらく達也は考えたが いいアイデアが思いつかず 結局諦めた まだまだ体も小さい二人には これくらいが限界なのだろう
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