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小学生3年
春休みに入る
時が過ぎ去るのも早いものだ
二人は三年の終わりになっていた
とある日
ハル
二人だけの秘密基地作ろうよ
百合
え~汚れるからイャ~
それしお医者さんごっこやりたい
ハル
え~
それなら、秘密基地作ったらそこで
お医者さんごっこやろ~よ~
百合
え~どうしよかな~
ハル
でも二人だけの秘密ってワクワクしない?
百合
う~ん
分かった~
でも私人が来るか見張り役~
ハル
え~~
と仕方なく達也は、場所を探した
二人の家から
子供の徒歩で10分程の所に、雑草に覆われた
平地がある
ハル
ここの奥に作ろう~
雑草を素手で取り
地面には、百合の家から持って来た
小さくハサミで切り、下に、ブルーシート
をひいた
壁も作りたかったのか
ハルはダンボールがあるか百合に聞いて見た
百合
え~
そんなのないよ~
どうする~?
ハル
う~ん
しばらく達也は考えたが
いいアイデアが思いつかず
結局諦めた
まだまだ体も小さい二人には
これくらいが限界なのだろう
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