1 『この世は悲しみの音色でできている』

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音階を基にして作り出した音楽がどこか物悲しく聞こえるのは、実は、私達の身の回りにある音そのもの、詰まり、自然界に存する音には初めから憂いを潜んだものしかないという事にならないであろうか。そう考えると、風の音や雨音、あらゆる曲がどこか物悲しく聞こえるのにも納得が行くのである。
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