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そしてコンビニの扉の前に立つ。
ん?アレ?このコンビニ自動ドアじゃないのか?
扉の前に立ってもピクリとも動かない
じゃあ開くタイプかな?と
今度は押してみる。
ん?開かない…
じゃあ引くのか?と端に手をかけ引いてみるが…やはりピクリとも動かない。
えぇえ?どゆこと?
じゃあ横にガラガラっと開けるタイプなのか?
だが。
何度も自分の体重をかけて開けようとしても開かない。
な、何故?どうやって入るんだよ…ここ…
『オジサン、邪魔。』
いかにもこ憎たらしいガキが
後ろから俺に言ってきた。
『あ、ゴメン』
俺が身体を横に避けると
ガキが『うんしょっ!』と
下から扉を上に上げて入っていった。
はぁ?!マジか?初めて見たぞ…
こんな扉のコンビニ…って
悠長にしてる場合ではない。
俺も慌てて扉の下に手を添えると
思いっきり上に上げてみた
思いの外軽く上がり
俺はすんなりと中に入っていけた。
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