僕のママ

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「だから俺は知らないって」 「じゃあなんで、あの子の絵がいきなり私の目の前にあるの! あなたしか置く人はいないじゃない!」 「知らないよ…。なあ、もうやめないか。いつまでもお前があの子の事をくよくよ考えるからじゃないのか? 知らない間に自分が置いたんだろ」 「だって、この絵と一緒に、つかいかけのクレヨンまで出してあったのよ? あなたがしたんじゃないなら、誰がしたの! クレヨンが入ってたおもちゃ箱の中には 私達が殺したあの子が入ってるのよ! 私達の他に誰が開けたと言うの?!」
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