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そして、上を見上げると、コンビニに売っているおかしの箱や、お弁当のよう器、レジぶくろやわりばしで作られた、大きなコンビニモンスターの、大きな口を少しほほえませている顔を見ることができました。
その日は、コンビニに来るお客さんも、コンビニ店員さんも店長さんも、みつこさんも三重内おじいさんも、そしてちなつちゃんやれいこちゃんやだいちくんたち子どもたちも、みんなコンビニモンスターといっしょに楽しく笑っている一日だったのです。
コンビニ店長が、その日子どもたちが帰るときに言いました。
「きみたちのおかげで、大切なことを思い出したよ。
実は、この店は昔、だがし屋だったんだ。
子どもたちの笑顔、コンビニモンスターの笑顔(そのときはだがし屋モンスターの笑顔かな?)が何よりの宝ものだと信じて、コンビニになってからもここまでやってきたはずだったのに。
ほんとうに、この店でショクバタイケンをしてくれてありがとう。」
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