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ほどほどに
閉ざされた夢の入口に佇んでみました。
そこからはもう、一歩も動けなくて。
意固地になっているのか、本当に力が抜けているのか、分からないのです。
ただ、知っているのは。ただただ、知っているのは。
私の夢が閉ざされたのだということです。
その扉は押すのですか? 引くのですか? それとも破壊してもいいのですか?
選択肢は無数にあるのに、やっぱり私は立ち尽くしているのです。
その夢が惜しいから。欲しいから。夢だから。だって夢だから。
見ている間は、夢のままだから。
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