綺麗なドレスに包まれる

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綺麗なドレスに包まれる

「さ、お嬢様着きました。この部屋の中に沢山のドレスがご用意されています。その中でお好きなドレスを選んで着替えて下さい。中にはメイドがお待ちしてます。着替えを手伝ってくれますので。私は扉の外でお待ちしてます。いってらっしゃいませ」 「あ、はい。ご丁寧にどうも」 ダニエルは扉を開ける。 すると、メイド達は一斉に言う。 「尚美お嬢様お待ちしておりました。こちらへどうぞ」 と深々と頭を下げる。 扉を開けたその部屋は煌びやかだった。 衣装部屋へ案内された尚美は。 ドレスがあまりに美しく、私が着ていいの!と複雑な気分になり固まってしまう。 「尚美お嬢様どうかされましたか?ご気分でも?」 「いえ、どれも素敵なドレスばかりで。圧倒されてしまって」 「お好きなドレスをお選び下さい」 「うわあ~、どれも良くて迷うなあ」 「ごゆっくりどうぞ」 10着はありそうなドレスを見て。 ピンク色の一つのドレスに目が止まる。 肩が出ていてsexyだし。薄いのと濃いピンクが交互に混ざり合って気に入った。 「私、これに決めました!」 メイド達に見せる。 「綺麗なドレスですね。お上品で尚美お嬢様にとてもお似合いですよ」 「ありがとうございます」 「では、早速着替えましよう」 メイド達は、メイクから髪のセットまで綺麗にしてくれた。 尚美はドレスに夢中で日本に帰国することを忘れていた。 「お嬢様、お待たせいたしました。鏡でご覧下さい」 「うそ~、これ私?なんか別人みたい」 「お嬢様とても綺麗です。王子様も一目惚れしますよ!きっと」
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