文通友達

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 もしも彼女が一年前に亡くなっていたというのなら……  今までいったい誰が僕に手紙を――  僕は失意と不安のなか家に帰ると、いつもの習慣で郵便受けを覗いた。  彼女からの、新しい手紙が届いていた。  震える手で手紙を開く。  そこにはいつもと変わらぬ日常が綴られていた。  でも、たった一文。手紙の最後に―― 『今日は来てくれてありがとう、今度は私が会いにいくね』
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