寂しがり屋・・

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 私の名前は、中條優美(なかじょうゆみ)26歳、高校で物理を教えています。  今は一緒に暮らしているマンションの彼のお部屋で寝る準備をしています。そう語るとこれからえっちーな事を想像しそうですが、彼りょうは実家のご用事で今日から3日間いません。  また、同居している女の子、奏さん、蜜柑さん、檸檬さん、凛さんは、それぞれご用時があるとのことで、皆も今日から3日間いない。マンションにいるのは私一人。  ちょっと寂しいので、りょうのお部屋で寝ることにした。 「さて寝ようかな・・パジャマ忘れた・・りょうの着ちゃえ、スウ・・りょうの匂い・・」  ピッピッピ 「キャ!びっくりした・・りょうから電話だ ピッ もしもし、りょう・・どうしたの?・・大丈夫よ・・寝ようかなってところ・・うん・・大丈夫・・うん、おやすみ、チュ」  ピッ 「チュだって、うふっ。りょうからの電話・・うふっ・・うふふ・・えへ・・なんか、うれしいな。早く帰ってこないかな、ふぁ~~ぁ、寝よ」  私は枕元の携帯電話を置いて、りょうのベットにもぐり込んだ。
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