第1章

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『良かったね、本当に良かった…!光希くんならきっと無事だと思ってたよ!ずっとどこにいたの?』 「ありがとう優香…。その、それが、分からないのよ。彼、目が覚めたら森の中で倒れてた、って。多分どこかに頭をぶつけて…」 『警察には行った?』 「一応言った。警察も、多分頭をぶつけたんだろうって。病院には電話で、伝えたわ。精神的に回復してからで良いから来てほしい、って。」
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