第1章

9/10
前へ
/81ページ
次へ
「彼、記憶がないせいか、前より穏やかなの。精神的に回復する日も近いと思う。」 『結婚式の日が決まったら、教えてね。』 「……どうかしら。…彼がちゃんと回復したら…仕事も今は休んでるけど…。」 『弱気になっちゃだめよ。貴女の事だけを覚えてるってことは、貴女だけが支えなんだと思う。』 「うん…ごめん、もう切るね。彼が呼んでるわ。秀くんによろしくね。」
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加