第1章

2/95
前へ
/95ページ
次へ
浩之「オギャー、オギャー、オギャー、オギャー、オギャー、オギャー、オギャー、オギャー、オギャーオギャー。」 ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタ・・・。ガラッ。 お父ちゃん「産まれたんか!産まれたんか!やっと、産まれたんか!」 産婆さん「元気な、男の子じゃ!ハハハハハハハ!元気な、男の子じゃ!はよー、だっこしられー!」 お母ちゃん「お父さん、男の子じゃ。元気なでー。はよー、だっこしちゃって。」 お父ちゃん「よっしゃ、はよー、来い。だっこしちゃる。」 そして、お父ちゃんは、だっこしちゃった。 お父ちゃん「お母さん、よう、頑張ったなー。ほんまに、よう、頑張ったな!」 と言って、お母ちゃんの、頭を、くしゃくしゃに、なるぐらいに、なでなでした。 お母ちゃん「どうするんで、浩之っていう、名前に、するかな。決めとったし。」 お父ちゃん「そうじゃの。そうするか!浩之、お前は、浩之ゆう名前じゃ。よしよし。頑張ろうなー。これからは、お前の名前は、中村浩之じゃ。」 浩之「オギャー、オギャー、オギャー、オギャー、オギャー、オギャー、オギャー、オギャー、オギャー、オギャー。」 そして、お父ちゃんが、浩之(僕)を、寝かして、僕を、布団の中に、ねんねさした。そして、僕は、ゆっくり、ねんねしとった・・・。 浩之「あれ?ここは、どこなんかな?あれ?」 浩之は、どこかは、分からない、まっしろな世界に、おった。まるで、雲の世界に。 浩之「ちょっと待って。ここは、どこかで、見たことがある。」 すると、少し、歩いたところに、とても、大きな、おうち。新築、ほんとに、新しく、建てられた、日本建築の、おうちが、あった。 浩之「あー、なつかしい。なんなんじゃろうなー。なつかしいわー。」 すると、おうちの中から、一羽のカラスが、出てきた。 ひろゆき「カーカーカーカーカーカーカーカー(どしたん、お兄ちゃん。はよー、帰ってきて。なにしょん?)」 浩之「分かったよ。はよー、帰ろ。」 そして、浩之は、その、カラスの、ひろゆきと、一緒に、なつかしい、おうちに、帰っていった・・・。 浩之「オギャー、オギャー、オギャー、オギャー、オギャー、オギャー、オギャー、オギャー」 浩之は、起きた。そして、浩之は、考えた。あの夢は、前世の、僕だと。すると、お母ちゃんの、方を、見た。優しい顔で、僕を、見とった。 カラスのひろゆき「カーimage=511353162.jpg
/95ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加