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第１章 プロローグ
ナリク歴806年
世界のあちこちには、前まで住んでいた建物が廃墟化し魔物が住み着いている場所が多く存在する
人々は、国を守るため不可視の壁を造り上げた
魔物を寄せ付けない壁を…
魔物だけが通れない壁を…
しかし、夏の頃からその壁を魔物が通り抜けるようになり、襲われるようになった
人々は、国王に願った
また、あの壁を造って欲しいと…
我々を守って欲しいと…
国王は、出来る限りのことをした
しかし、魔物は人々の想像を越えており、あっという間に国は滅んでしまった
残った人々は、神が住むと言われるイースカリファを探しだすことに成功し、神に頼み助かることができた
しかし、何故人々は神の国イースカリファを見つけることが出来たのか、そこまでどう行ったかは、未だに不明である
これは、後に伝説の話となり
いまに至る
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