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彩芽「あっ!そうそう!なんで床で寝てたの??ベッドで寝てたはずなのに隣にいたからビックリしちゃったよ!」
翔太「‥夢じゃなかったのか。」
彩芽「夢??」
翔太「あ、いや、なんでもない!」
翔太は昨日間違いなく彩芽と同じ部屋で寝たことを確信した。
翔太「床で寝てたのは‥、彩芽の寝顔が、その‥、か、可愛くて、見てたらいつの間にか‥寝てたみたいで‥。」
彩芽「えっ!?寝顔見たの!?ひどーい!!」
彩芽は顔を赤くして怒ったが、口元は笑っていた。
翔太「母さんたち、帰ってきてる?」
彩芽「ああ、うん!でもまだ寝てるよ。疲れたよね、きっと。」
翔太「だろうねぇ。沙奈はともかく、母さんは若くないんだし。」
翔太はそう言いながら、いつもの癖でソファに座った。
彩芽は急に翔太が隣に座ってきたのでドキドキしたが、横を向き翔太の顔を見ながらにやけた。
彩芽「なんかこういうの、いいね!」
翔太「そうだね。」
2人は顔を見合わせて笑った。
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