11人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ
割りばしを割って慎重に麺を啜る。
これは……
もうひとくち啜る。
うん……!
おいしい……!
次はチャーシューにしよう!
はむっと食らいついた。
これは、これは……またなんとも噛みごたえのあるお肉だこと。
味は濃すぎず、ちょうどいい。
肉を食べている。
そんな感じがするほどジューシーだった。
続けて、お野菜も!
キャベツを口に放り込むと、あまりの熱さに火傷しそうになった。はふはふと慌てて口の中で冷ました。
なんと柔らかい……
キャベツってこんなに甘いんだ……
他の野菜も一通り食したが、どれも野菜本来の甘さが際立っていて美味だった。
そして、レンゲでスープを飲んだ。
スープは絶妙だった。ただ辛いだけではなく、他の素材の味を見事に引き立てている。
「うま……」
思わず心の声が漏れた。
大将は、それを聞いてにんまりした。
最初のコメントを投稿しよう!