キツネの嫁入り

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あ・・・、 キスマーク、ついた。 こいつの肌に、俺のだって証拠、ついた。 「うわ、すげぇやらしい」 「え・・・?」 「触ってみろよ。お前のここ」 腕を掴んで、股間を掴ませる。 すでにガチガチになってるそこを。 「いつもより大きいだろ。こんなにちんぽ固くなってるの、  触ったことあるか?」 「・・・な、ない・・・です」 「だよな。お前がエロいからこうなってんだぞ」 「す、すみません・・・っ」 すみません、じゃねぇって。 俺が触って反応させたんだから。 ったく、どこまで純粋なんだよ、お前は。 「ん・・・っ」 「どうした?紺」 「い、いえ、その・・・んっ、ぁ・・・」 色っぽい声が漏れる口を、もう一度塞ぐ。 あー、そっか。 感じはじめてきて身体ヤバいんだ。 「はぁ、は・・・ぁ、遥人、さま」 「どうした?紺」 「ん、身体、が・・・、ゾクゾクして・・・」 ・・・っ、 紺の目から涙がこぼれる。 すげぇ、こいつ色っぽい。 「・・・あ、ぁ」 紺の手がもう一度股間に伸びそうになるのを、 手を掴んで止める。 それは俺の仕事だ。 俺がこいつを善くさせるから。 「よう、と、さま・・・っん」 俺を呼ぶ口を塞ぐ。 甘い声を、俺が飲み込んでやる。 服の中に手を忍ばせて、探す。     
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