キツネの嫁入り

39/49
前へ
/49ページ
次へ
こいつが触ろうとしたものを。 俺が触りたいものを。 そして、俺がこいつのに触った瞬間、 「ひあ、っ」 高い声と同時に、 耳としっぽが飛び出た。 ・・・わかりやすいな、こいつ。 「もうお前、エロすぎ。ちんぽ固ぇし、  こうやって扱いたら汁垂れ流すし」 「や、・・・すみ、ません、っ、あぁ・・・」 「あーあ、お前のせいで俺の手、べとべと」 先端を親指で刺激すると、 もっともっと汁をこぼす。 こいつ、わかってんのかな? 自分がどれだけいやらしくなってるのか。 俺が、どれだけ興奮してるのか。 「・・・紺」 もう一度口をふさいで、舌を潜り込ませる。 きちんと目を閉じて受け入れる紺の息が速くなる。 喘ぐ声の感覚が狭くなっていく。 「ん、んぅ、あ、お、おかし・・・」 「どうした?」 「おか、しく、なっ・・・、あ、あぁ―――んん!」 ヤバい、って思って、 慌てて紺の口をふさぐ。 そのあとすぐに、 紺のアレからエロい汁がいっぱい吐き出された。
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

40人が本棚に入れています
本棚に追加