キツネの嫁入り

42/49
前へ
/49ページ
次へ
う、わ。 全然入っていけない。 ギチギチだからすっげぇ痛いし。 今まで経験豊富なおねーさまとしかヤったことないから、 こんなに痛かったことないんだよな。 「・・・っ、紺」 心配になって耳元で呼ぶと、 ようやく声が漏れる。 「・・・、ぁ・・・」 「もっと、もっと力、抜け・・・、え?」 なんだ、これ。 こいつの髪がだんだん白くなってく。 まさか、このまま白狐になっちまうんじゃ・・・。 「こ、紺!落ち着け、落ち着いてくれ」 「は・・・ぁ、っ」 ふざけんな! 白狐となんてヤってたまるか。 片手でこいつのちんぽを扱いて、 肌に何度も吸いつく。 すげぇ痛いけど、このまま奥まで突っ込まなきゃ。 でないと、 こいつのこと俺のものにできない。 「紺、力むな。俺のこと呼べ。俺のことだけ考えてろ」 「っ、く・・・っ、よ・・・と、さま」 「そうだ。はぁ、っ、呼んで、気持ちいいって言え。そしたら、善くなるから」 「・・・ぁ、き、気持ち、いい・・・です、よう、と・・・さ、ま」 ・・・ほら、 少しだけここ、緩くなった。 紺、頼むから、 人間の姿で俺を受け入れてくれ。 「はっ、はぁ、遥人さま、よう、と・・・さま」 「紺、もうちょっと、っ、もうちょっとで全部・・・っ!」     
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

40人が本棚に入れています
本棚に追加