怨霊

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床がどんどん赤く染まってゆく。 あまりにことに腰を抜かしてへたり込むと、私の前に何かが落ちて来た。 それは大家の首だった。 大家の首はぎろりと私を見ると、言った。 「おまえも首よこせ」        終
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