怨霊

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ねずみかとも思ったが、ねずみよりも大きなものが動いているようにしか聞こえなかった。 しばらく我慢していたが、ある日どうにも我慢ならなくなった私は、大家にその旨を訴えた。 「とりあえず、見てみましょうか」 大家は押入れを開けて上の段の荷物を下ろすと、そこに身体を入れ、天板を外した。
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