序章

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次に目を開くと、森の中にいた。 成る程、ここは《死の森》か・・・ 不吉な名前だな。確かに魔素は高いが。 人間が入ったら倒れるくらいか。ま、俺は別だがな。 神と邪神から力を貰ったら、魔素とかが見えるようになった。 あとこの世界の情報も頭に入っている。 ・・・服を変えないとか。血まみれだと怪しいもんな。 とりあえず白のTシャツと黒のジーパン、黒いフード付きのコートにした。 そういえば死んだ時に持っていた鞄がない。 今更だけど、スマホがないと現代人は困るよなぁ・・・ ・・・造るか。 多分だけど、神と邪神の力を少しずつ貰っているから、創造とかもできるはずだ。 どうせなら新しい鞄も欲しい。 茶色の迷彩柄でショルダーバッグっぽいのがいいな。 で、中は空間魔法かボックス的な何かで広くしよう。 「創造 ボックス式の鞄」 ぼん、と音がして、目の前に想像した通りの鞄ができた。 中は・・・うん、大丈夫みたいだ。 これならスマホもつくれるかも。生物以外は作れるだろうし。 よし、やってみるか。   「創造 何でもできるスマホ」 あ、できた。 とりま俺しか使えないという設定をつくる。 あと無くならない。     
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