第2章 野党共闘。

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 逆風の中での解散は政権交代を意味する。野党共闘と新党の設立により、100議席はマイナスになるのに、今、何故、解散なのか。これは石田三成しか分からないが、「全ては焦りから来ているのじゃ、儂はそう思うのじゃ!」「人間の戦いの中で焦った方が負けるのじゃ!」負けるふりして勝つのがプロなんじゃよ」「徳川家康は殆ど動かなかったが、情報戦では全ての武将に手紙を書いているのじゃよ」「百選練磨のお方なんじゃよ」 「戦いは表ばかりじゃないんだよ」「裏の戦いこそ、勝負を決するのじゃ」「徳川家康の戦う前の間者を動員して、全国を調べ尽くしているのじゃよ!」「石田三成は情報戦で負けたのじゃよ」「関ケ原の戦いは、寝がえりと戦闘不参加によって西軍は負けたのじゃ」 「天下分け目の戦闘で6時間で決することはなかったのじゃ」「表の勝負じゃ、石田三成は勝っていたかもしれないが、裏の勝負で味方の寝がえりや戦闘不参加によって勝負がついたのじゃよ」「石田三成は若気の至り無さだったな」「徳川家康の百戦錬磨の戦法に嵌まってしまったのじゃ。西軍にとっては残念無念だったのだよ」
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