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第2章 野党共闘。
元々、徳川家康が「オリーブの木」構想として提唱し、伊達政宗、藤堂高虎、福島正則、黒田長政などの統一候補を擁立した。
西軍に勝つのには野党共闘以外に道はないと読んだ徳川家康は小選挙区においては一対一の勝負でないと勝てないと踏んでいた。
野党の乱立は、敵に塩を送るようなもとを判断して、できるだけ、1人に絞って戦うことを望んで行動していた。
石田三成は野党共闘のできる前に選挙を行いたいと思って、大義なき解散を臨時国会前に冒頭解散を行うという暴挙にでたのは焦り以外の何物でもんかった。人間追い詰められると焦りが出てしまい。今までのペースを守ることを忘れてしまい失敗の基となるのであるが、本人は気が付かない場合が多いのが、世の常である……。
それとも知らずに暴挙に出たのは、モリカケ隠しである可能性が大であるが、本人以外には分からない。
焦っての戦いで兵を挙げることはいいのかどうか。後で結果が出てくるのであるが、果たして戦いはどちらへ傾くか。西軍も東軍にも分からなかった。
売られた喧嘩には応えなければならない野党にとって、臨時国会、冒頭解散がどう響くはか分からなかった。
無謀と思える戦いでも勝つ場合もある。織田信長の桶狭間の戦いなどがそうであるが、
少数でも勝つ場合があるのじゃ。
儂にもどちらが勝つは遣ってみなければ分からない。ただ、「焦りは禁物じゃぞ!」
「これは石田三成にいいたいのじゃ」「最初から無理な戦いであったとは思うのだがな」
「無理をしてはならんのじゃよ」「自然体でゆかなければな」
「勝負は戦う前の情報戦で決まるのじゃよ」「力だけでなく。知力が必要なおじゃよ」
「負け戦は遣ってはならん!」「勝ち馬に乗るのも何だけどな」
「奇襲よりは常道の方が強いのじゃよ」
「勝負は分からないけど、人数が多い方が有利じゃ」「多勢に無勢というじゃろ」
「勝負は戦う前から決まって何時のじゃ」
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