世界の話

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この世界には3つの大陸があり、ボレアース大陸、メリーディエース大陸、ツェントルム大陸がある。 ツェントルム大陸は大陸というより島という方がしっくりくる大きさだ。 北にボレアース南にメリーディエース大陸があり、2つの大陸の間にある。 この大陸には四季があり、他の大陸よりドラゴンが多く生息しているためドラゴンの楽園、通称<エデン>とも言われている。 ボレアース大陸は、この世界で1番大きな大陸。 北には雪山が連なり、その雪溶け水が流れ溜まった大きな湖ネーヴェ湖がある。 ネーヴェ湖から流れる川は多数あり、人々の生活水として使われている。 森や野原も多くエルフのほとんどが、森に集落をつくり生活している。 自然豊かな大陸だ。 メリーディエース大陸は細長く、エデンはもともとこの大陸の端の一部だったと思われるような形をした大陸だ。 北のボレアースとは違い火山が活発で鉱石等が豊富に採れる。ドワーフのほとんどがこの山の麓で集落をつくり生活している。 東にはアングルス砂漠とよばれる砂漠があり、そこはかつてエデンがこの大陸から別れる前、ドラゴン達の最後を迎える地だったのではないかと学者達に言われる程にドラゴンの骨等が見つかる、他にも遺跡も多数存在し、学者をはじめとする様々な人々が集まる街がある。 これが、僕が彼女から教わった話であり、そして誰もが知るこの世界での常識だ。 そして、これから生活していく優しくも厳しい世界だ。
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