運命なんて、明日には消える
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この日々を彼をいつか失ってしまうとしても、忘れたくない一瞬一秒を彼がすべて記録してくれている。だから大丈夫。 「先生」 崇史の呼びかけに、何? と小谷野が振り向く。 「先生、好きです」 告白に笑顔で答える彼の愛しい瞬間を、写真に撮った。 (了)
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