4 玲央 side

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4 玲央 side

「ったく、なんで生徒会の仕事はあんなに多いんだ!理人のせいで息抜きもできないぞ...」 俺は今さっきまで生徒会の仕事をしていた。 仕事の量はいつも尋常ではないほど多い。 それは副会長である理人が1週間後にやる仕事まで持ってきてしまうからだ。 今日の仕事は終わったし他の役員たちのを手伝わされる前に屋上へと向かった。 屋上に着くとそこには誰かが寝っ転がっていた。 (誰だ?) 気になったので近づいてみると見たことない生徒が寝ていた。 (こいつ...綺麗な顔をしているな... こんなに目立つ顔を俺様が覚えてなかったなんて...) 一人でそう思っていると、その生徒は俺の方に寝返りを打った。 よく見ると、その生徒は綺麗より可愛いと言った感じの顔だった。 そして、何故だか無性にキスをしたくなって、気がつけばその生徒の口を塞いでいた。 ?「ん、んぅ...?」
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