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?「すまない。こいつが起きてすぐ騒がしくするからな」
そう言って俺の方を見るのでみんなの視線が俺に集まる。
?「あれ?目を覚ましたんですね」
「誰や?アンタ」
?「人に名前を尋ねる時は自分から名乗るものですよ!私は副会長の藤堂理人です」
「って、結局名乗るんかい!!」
?「君元気だねぇ~俺は会計の西園寺翔だよぉ~よろしくねぇ~」
?「「僕達は書記の双子の」」
?「十と」
?「由鶴だよ~」
(ん?今、生徒会みたいな単語が聞こえた気が...)
「も、もしかしてアンタら生徒会とちゃうか?」
理人「だからさっきからそう言ってるでしょう?」
「ちゅーことはあれか?まさかあんたが...」
と言って男の方を見る。
?「あぁ?俺様か?俺様は会長の鬼龍院玲央だ。」
「やっぱりそうやったか...あっちゃ~やってもーたわ(._."ll)」
翔「どーしたのぉ~?」
「俺は、俺らには生徒会とか風紀委員に近づかないっちゅー決まりがあるんや」
十・由鶴「「何で~?」」
「理由はみんな美形だからや。親衛隊もおるんに親密になったら色々めんどいからな~。せやから俺はアンタらの名前も知らんかったんや。他のみんなもそーやと思う。」
玲央「なるほど。だからお前は俺様のことを知らなかったのか。」
理人「とりあえず理由は分かりましたが、何故あなたがここにいるのですか?」
「そっ、それは...何でや?俺は屋上にいたはずやのに...」
玲央「俺様が運んだんだ。気を失っていたからな。」
翔「なんでぇ~?」
「こいつがっ!いきなりキッ、キスしやがってん...」
玲央以外「「「「え!?」」」」
玲央「寝顔があまりにも綺麗だったから身体が勝手に動いてだな...」
「はあ?綺麗やて!?めぇおかしいんちゃうか!?今すぐ眼科いってきぃや!!」
玲央「!?」
「アホには付き合ってられへん!帰るわ!」
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