本編について

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【フィンセント・バッハオーフェン】 ヴェルディア帝国宮廷神官長(神祇官長)、帝国宰相、帝国大元帥を兼任した【総統】 元来は高級神官の出身。 世渡りと策謀で帝国最高の権力者に登り詰めた若き傑物。 腰まで届くプラチナブロンド(ヴェルディア人はスラヴっぽい見た目の民族である)の髪をなびかせる絶世の美男子。 年齢がいまいち分からない見た目。 本当は四十代そこそこの筈。 GACKT氏の演じた上杉謙信のようなイメージ。 タカ派政治家の立場だが、彼自信に思想があるわけではない。 子供が遊ぶように、政治を玩具にして楽しんでいる。 自己表現の手段が政治と権力闘争だったにすぎない。 業績はカエサル、平清盛、リシュリュー、ムッソリーニをモデルにしながら、その実、優秀な実務家・指導者だった彼らとはまるでかけ離れた人物。 優雅な微笑は常に崩れない。 間違いなく、紳士。 思想なき時代、英雄なき時代の象徴。 彼を打倒するためザビーネ・マリアは政治の世界に足を踏み入れてしまう。 メフィストフェレス的な人物。 【議政官】参議のため、非貴族でもバッハオーフェン卿と呼ばれている。
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