本編について

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【カール・フォン・クロイツ】 クープフェルバッハ伯爵。帝国陸軍大将。 東方軍司令長官。 フリードリヒ・ヨーゼフ三世の忠臣。平民出身の勲功貴族。 ローゼンベルク少将、メルゼブルク中将の属する東方軍の最高指揮官。 官僚派に恩義があり、内務卿ベルリヒンゲンとは友好関係にある。 主人公勢の前に立ちはだかる壁である。 肥満体の小男と風采は冴えないが、肝の太さは帝国一の傑物。 禿頭を囲む白髪と白い髭に縁取られた顔は中々精悍。 口は悪いが、良い人である。 【アレクサンドル・エーベルハルト・クロプシュトック】 帝国陸軍中将。東方軍靡下の師団長。 一兵卒出身の将軍。 真っ黒な髭に顔が覆われた大男。天然。 フリードリヒ・ヨーゼフ三世の忠臣。クロイツ大将は兵士時代の隊長であり、友人同士。 農民、兵士の苦しみにかねてより胸を痛めていた。 部下たちの熱意にも押され東方軍で最初に主人公勢に加勢する。 【ディートリヒ・ブラウンシュヴァイク】 陸軍から衛士隊に転じた士官。 長髪を菫色のリボンで結ったオールバックの男。 銀縁眼鏡が似合う。 柔らかな物腰と腰の低さも相まって、下級官吏にしか見えない風貌だが、帝国騎兵一の猛将として鳴らした武闘派。
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